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とよたま姫ものがたり
はじまり、はじまり
企画 浜島町商工会(今は志摩市商工会に統合)
絵 大西ぜんご 数年まえに永眠されました
とっても明るいかたでした。
むかし、むかし、志摩半島の御座の黒森に
お百姓や漁師をくるしめる 怪物が住んでいました!!
ガっ!! マジか!? ( ̄□ ̄;)!!
村の人々は その怪物を退治しようと相談しましたが
良い案が浮かびません (そりゃそうだろ、怪物やからね)
その話をお聞きになった 彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)という神様が
「よーし、わたしがその怪物を退治してあげよう!」
と 独りで黒森に出かけて行きました
勇者 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
神様は森にすんでいた怪物を退治してもどりました
(早っ!! ( ̄□ ̄;)!! しかも一番良い所無しw)
村のひとびとは、たいへん喜び、神様にお礼をいいました。
その後、神様は浜島の本崎でくらすようになり
毎日、山へ狩に行ったり、海で釣りにでかけたりして
暮らしていました
ある日、小島で釣りをしていると、
磯で遊んでいる美しいお姫様にあいました。
神様はどこから来たのかたずねました
お姫様は恥ずかしそうに「竜宮から来た豊玉姫と申します。今、寝子瀬に住んでおります」
と答えました
しばらくして二人は夫婦になりました。
それから3年たったある朝、豊玉姫は
「こどもができましたので、赤ちゃんの家を建てて下さい」と頼みました
展開早いな~(笑)
神様はたいそう喜ばれて、さっそく浜島の浜辺に家を建ててあげました
ある朝、「オギャー」という元気な赤ん坊の声が聞こえてきました。
神様は豊玉姫から
「子供を生むときは恥ずかしいので家にお入りにならないで下さい」
と言うお願いを
あまりの嬉しさに、つい忘れて家の中に入ってしまいました。
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ- この展開はどこかで聞いたような・・・
見てはいけないと言われていたのに・・
こ、これはもしや・・・ 鶴的なやつか??
「ああぁ!」家の中では恐ろしい竜が
赤ん坊を抱いていました。
なんと!
嫁が恐ろしい竜だったとは!!
竜になった姫は
「私があれほどお願いしたのに・・・・もう、おそばにはいられません。どうが竜宮に帰らせてください」
と頼んで、子供を残して帰ることになりました。
なんと! 育児拒否・・・( ̄□ ̄;)!!
竜宮に帰る日がやってきました。
姫は神様との楽しい日を思い出して、別れをおしみ
大粒の涙をハラハラと流しました。
「ああ、なつかし・・・」
姫は泣きながら帰っていきました。
その後、この浦は なつかし浦と呼ばれるようになり
この浦で取れる真珠は、豊玉姫の涙が真珠になったといわれています。
(なんと! 初耳です^^;)
また弁天島には明治の頃まで
豊玉姫をおまつりした「那都か志社」がありました。
おしまい
ちなみに、浜島の弁天島は知っています。
そこに社があるのは知りませんでした。
今度、リサーチしてみます。
なつかし浦 とい 名前の浦はしりませんが
この浦 という名前の浦で真珠養殖をしていた常連さんがいらっしゃいました。
ご清聴 ありがとう御座いました
人魚の忘れ涙にちなんで、掘り起こしてみました。
急に寒くなりましたが、磯料理ヨットは今日も元気に営業です(^○^)
コメント
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那都珂志なつかし、は、ハマタクのあたりでしょうか。